テルちゃんの呪い2005年11月12日 11:52

11日の午後2時半、青焼きゲラ出稿。
双葉社にうかがい、担当のH野さんとゲラとにらめっこ。
「もう、ないよねー」
「だってふたりともさんざんみてるもんねー」
と、励まし合いあいつつ約3時間半。
まあね、脚註部分、『』になるべきところが「」になってたりとか、
そういうのはちろっとあったりする。
(それでも青ざめちゃう段階なのですが)

午後4時すぎ。
「ああああああ!!!」
双葉社のロビーにわたしの悲鳴がひびきわたる。
「ど。どうしたの? とうとう大物が釣れた?」
「なんでこれを見逃してたか……」


麻野 検証サイト(「電車男の時刻表」など)を立ち上げてるてる人たちは、


てるてる?
立ち上げてるてる……。
吉田照美がまぎれこんでました。orz..
いやむしろテルちゃん(=宮本輝『文学賞メッタ斬り!』参照)の呪いか……。

「わー、すごい誤植。でもかわいいね〜、てるてるだって!
いっそ残しちゃう?」

H野さん、かっこよすぎます(泣)。
もちろん、冗談なんで修正しましたが。

などと、動揺しつつ校了しましたが、
3校+青焼きと入念にチェックしてすら、誤植や間違いが見つかるというのが本の常。はー。

しかし、もうあとは本ができるのを待つだけですー。
校了してからも、そのままロビーでH野さんと、
『日本文学ふいんき語り』に関するいろんな夢(きっと正夢だわ!)を2時間くらい語り合い、8時ごろ帰宅。